みなさんなじらね。さんにんにちです。
今回は承認欲求についてのひとりごとです。気軽な気持ちで目を通していただければ幸いです。
周りにいるこんな人たち
・苦労話や愚痴ばかりこぼす
・悲劇のヒロインになりたがる
・誰からも頼まれていないことをやって「誰も自分に感謝してくれない」といじける
・「寝ていない」「食べていない」「残業だらけ」をなぜか自慢げに話す
・マウントをとる
・他人を見下す、バカにする
・嫌味を言う
・他人の悪口を言う
家族や親戚、友人、職場の人など、身近にもいるこんな人たち。いや、自分だって周りからそう思われる発言や行動をしてしまうことがある。話している本人にはそこまで悪気がなかったりするのだが、聞いている側としては気に障ることが多い。すぐにその人のことを嫌いになるわけではないけれど、ときどき「なんでそんなことを言うのだろう」とモヤモヤし、悲しくなることがある。
本当は、みんな誰かに認められたいだけ
上述のような言動をとってしまうのは、他人から認められたいという承認欲求が強いからだと思う。
「話を聞いてほしい」「同情してほしい」「理解してほしい」
「感謝されたい」「褒められたい」
「自分に価値があると思われたい」
「とにかく自分を見てほしい」「気にかけてほしい」
そうした欲求が、ときに周囲にとっては迷惑な言動となって現れてしまうのだろう。
私自身も、子どもの頃から他人の目を気にして「いい子」でいようとしてきたから、承認欲求はかなり強い方だし、そういう言動をとってしまう人の気持ちも分かる気がする。ただ、当然ながら私とその人は違う人間なのだから、その人の言動全てを理解することは難しい。
そんな時は、とりあえず「あ、この人も誰かに認めてほしい気持ちが強いんだな」ということを意識するようにしている。それを意識していれば、私がその人の言葉にいちいち反応して、無駄にイライラしたり、傷ついたり、モヤモヤ考えたりする必要はないと思える。また、そういう人を見ることで自分も似たような言動で他人に迷惑をかけていないか客観的に振り返るきっかけになる。
承認欲求は年齢に関係なく誰もが持っていて、人間が生きる上で重要なものらしい。確かに「他者に認めてもらいたい」という欲求を満たそうとする姿には「人間臭さ」みたいなものを感じる。また承認欲求が強いこと自体は悪いことではなく、それが自尊心や自己肯定感を保つ、モチベーションを維持し高い成果を出すなどのメリットにつながることもある。だから、これからも私は他人や自分自身の承認欲求と程よい距離感でうまく付き合いながら生きていきたい。
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