【拒食症克服~ひとりごと~】大食い動画を見てしまうワケ

ひとりごと

みなさんなじらね。さんにんにちです。

みなさんはYouTubeなどで大食い動画を見たりしますか?

私はついつい見てしまうことが多いです。今回はその理由についてのひとりごとを書いてみます。

安心するから

ついつい大食い動画を見てしまう理由の1つは、自分よりたくさん食べている人を見ると安心するから。普段から周りの人と食べる量を比べるクセがついてしまっているため、1人で食事をしていて比較対象がいないと「食べ過ぎかも・・・?」と不安になりやすい。そんなとき、大食い動画を見ると「この人に比べたら、私は全然食べてないじゃん」と自分に言い聞かせて落ち着くことができる。もちろん大食い動画に出ている人たちの中には、普段からたくさん食べている人もいれば、動画を撮っていない時の食事は控えめにしている人もいるだろう。それでも、動画内での気持ちのいい食べっぷりを見ていると「自分も食べていいんだ」という安心感と勇気が湧いてくる。

食べることに前向きになれるから

私がよく見るのは、20~30代の女性がたくさんの料理やスイーツを紹介しながら食べていたり、美味しいお店を食べ歩きしたりする動画だ。彼女たちは、見ている私まで幸せな気持ちになるような表情で出てくる食べ物をぺろりと平らげてしまう。その様子を見ていると「食べることってこんなに人を幸せにするんだ」「私もこんな風に美味しいものを食べて幸せになりたい」と、食べることに対する前向きな感情が生まれてくる。また、彼女たちの多くはたくさん食べたことに対して「食べちゃった★」「美味しいから仕方ないよね♪」という感じで、太ることを気にしたり、罪悪感を抱いたりしていないことも、私に「食べること」への前向きな気持ちを保たせてくれる。

食べるもののヒントになるから

私が見る大食い動画はだいたい1本の動画ごとに食べるもののテーマが決まっている。例えば「デパ地下のお総菜おすすめ〇選」だったり「○○の商品全種類食べ比べ」だったり「コンビニスイーツ新商品を集めて食べてみた」だったり。そのため、見ているうちに自然と動画に出てくるテーマに沿った食べ物を食べたくなる。私は拒食症になってから「自分が何を食べたいのかわからない」ことが多くなってしまったが、そんな時は大食い動画を見て、これから自分が食べるもののヒントをもらっている。さすがに大食い動画に出てくるのと同じ量を食べたいとは思わないが、出てきた食べ物の一部を真似することで、動画内の人たちと同じ幸せな気持ちを味わいながら食べられる気がする。

まとめ

私が大食い動画を見てしまう理由は、見ることで「自分も食べていいんだ」という安心感を得られ、食べることに前向きになり、時には何を食べたいかのヒントももらえるからだ。

ときどき「大食い動画ばかり見てしまうのは拒食症が原因で、頭が食べ物のことでいっぱいだからでは?」と考えることもある。ただ今のところは、大食い動画を見ることで食べる量が減ったり、食べることにネガティブになったりすることはないので、無理にやめようとは思わない。きっと克服を続けて体重が増えてくれば自然と別のことにも興味が湧いてくるはずだ(実際、体重が増えてからは痩せていた頃よりも大食い動画を見る頻度はかなり減っている)。

これからも、大食い動画には必要に応じてお世話になりつつ、自分なりのやり方で拒食症克服と向き合っていきたい。

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