【拒食症克服】3つの数字にご注意!

拒食症

みなさんなじらね。さんにんにちです。

今回は私自身の経験から、拒食症克服に向けて気をつけたい3つの数字について書いていきます。

カロリー

何を食べるか決めるとき、カロリーを見て判断するのが癖になっていませんか?

最近はコンビニ、スーパーで売っているお弁当やお総菜、お菓子だけでなく、外食チェーンのメニューにもご丁寧にカロリーが表示されいることが多いため、どうしても目に入ってしまいますよね。でも、そこに表示されている数字はあくまで目安です。実際には表示されているよりもカロリーが低かったり高かったりするわけです。

また、カロリーが高いものを食べれば必ず体重が増えて、カロリーが低いものを食べれば必ず痩せるということでもありません。そもそもカロリーとは、食べ物が持つ熱量(エネルギー)を表す単位の1つに過ぎず、太りやすいかどうかはその食べ物の栄養素や量、食べる人の消費エネルギーなど様々な要素が組み合わさって決まるものです。

だから、カロリー表示ばかり気にして本当に食べたいものを選べなくなっている人は、カロリーに対する意識を見直してみましょう。

体重

体重を気にして1日に何度も体重計にのったり、0.1kg単位での増減に一喜一憂したりしていませんか?

もちろん体重にも標準体重やBMIといった目安はあります。(最近は「美容体重」「シンデレラ体重」「モデル体重」なんてものもありますね。)でも、それもまたあくまで目安であり、標準体重より重ければ必ず太っているとか、痩せていてもBMIが○○以上なら問題ないということではありません。その人の健康状態を判断するためには、体重以外のたくさんの要素(例えば身長や性別、年齢、筋肉量、体脂肪率、血圧、さらには体質、遺伝やその時のこころの状態などなど)を含める必要があるからです。

それに、食べたものや飲んだもの、体重を計るタイミングによって1日の中でも体重が変動するのは当たり前のことです。女性であれば、ホルモンバランスの影響で水分を蓄えやすくなるため、生理中はむくみやすく、体重が増えやすいと言われます。

体重が気になって仕方がないという人は、今一度、体重以外の要素に着目しながら、あなた自身の健康について考え直してみると良いかもしれません。

時間

「お腹が空いたけれど、まだご飯の時間じゃないから…」と、食べたい気持ちを抑えてしまっていませんか?

確かに決まった時間に食事をとって生活リズムを整えるのは健康に良いことかもしれません。でも、エネルギー摂取が必要かどうかは、その日の体調や活動量、活動内容によって変わってきて当然です。また、朝ごはんを食べなくても全然平気な人がいれば、食べないと空腹でフラフラになったり、集中して物事を考えられなくなったりする人もいるように、お腹が空くタイミングや空き具合は人によってそれぞれです。つまり「いつ食べるか」はあなた自身の状況によって判断することが大切だということです。

あなたの体がエネルギーを求めている時に「まだ食べるべき時間じゃないから…」「他の人は食べていないから…」と我慢するのは、本当に健康に良いことでしょうか?食べる時間にこだわりすぎて、体からのメッセージを無視していないか、振り返ってみてください。

目に見える数字にこだわりすぎない

いかがでしょうか。

拒食症で痩せていた頃の私は、まさしく今回ご紹介したカロリー、体重、時間という3つの数字への執着から抜け出せずにいました。それは「何を、いつ、どれだけ食べればよいか」や自分の理想となる体型を決める時、目に見える数字に頼った方がわかりやすいし、安心できたからだと思います。

もちろん、摂取カロリーや標準体重、適切な食事の時間を目安として知っておくことは必要かもしれません。でも、それらの数字はあくまで目安であり、最終的にはあなた自身の心とからだの声が大切な判断材料になることを忘れないでください。

あなたがご自身の心と体に合った生き方を見つけていくヒントになれば幸いです。

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