【拒食症克服】食べ物に対する価値観が簡単にわかる たった1つの質問

拒食症

みなさんなじらね。さんにんにちです。

皆さんは自分の食べ物に対する価値観について、意識したことはありますか。

今回は、そんな価値観を見直すきっかけになる、たった1つの質問をご紹介します。

「なぜその食べ物を選んだの?」

まずは、自分が好きだと思う食べ物を思い浮かべてみましょう。あまり悩まずに「どちらかといえば好き」くらいの食べ物で構いません。どうしても思い浮かばなければ、最近あなたが自分で選んで食べた物を思い出してみてください。

思い浮かべたら「なぜその食べ物を選んだの?」と自分に問いかけてみてください。そして、その食べ物が好きな理由(あるいは、選んだ理由)をできるだけたくさん挙げてみましょう。もし可能であれば、後で見返せるように紙に書き出してみてください。

その答えがあなたの食べ物に対する価値観

質問に対する答えをひと通り挙げたら、それらを見返してみましょう。

どんな理由がいくつ挙げられましたか?一番最初に思い浮かんだ理由はどんなものですか?

その答えが、あなたの食べ物に対する価値観ということになります。

たとえば「好みの味だから」「風味がいいから」「食感が心地いいから」といった理由を多く挙げたなら、あなたは食べた時に五感で感じる部分を重視して食べ物を選ぶ傾向があることが分かります。

もし「栄養価が高いから」「体にいいから」「カロリーが低くて安心して食べられるから」といった理由であれば、あなたはその食べ物自体というより、その食べ物に関する情報や、その情報によって生まれる気持ち(罪悪感・ストレスなく食べられること、安心感)を大切にしていると言えるでしょう。

さて、あなたの食べ物に対する価値観にはどんな傾向が見られましたか?

ときどき自分に問いかけてみよう

私個人の経験では、拒食症で痩せていた頃は「体にいいものだから」「(カロリーが低くて)安心して食べられるから」というように、食べ物に関する情報やそれに対する自分の気持ちで食べ物を選ぶ傾向があった気がします。当時は食べ物のことで頭がいっぱいで、いつも食べ物に関する情報ばかり集めていたわけですから、判断基準が情報に偏ってしまうのも仕方がないのかもしれません。

一方、拒食症克服を決意し体重を増やしてからは「味が美味しいから」「食感が面白いから」というように、食べる時の感覚が好きだと思う食べ物が増えました。

もちろん、思い浮かべた食べ物に対する価値観の傾向が、あなたが好きな食べ物全てに必ず当てはまるとは限りません。また、どんな価値観が良い・悪い、正しい・間違い、といったこともありません。感じることは人それぞれ違って当然です。

大切なのは、ときどき「なぜその食べ物を選んだの?」と自分自身に問いかけて、価値観を見つめ直すことです。食べ物に対する価値観の変化に気づくことができれば、拒食症克服を目指すモチベーションになるかもしれませんよ。

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