みなさんなじらね。さんにんにちです。
今回は相手に気持ちを伝える方法について書いてみます。
ただの「話し合い」だけじゃだめ?
円満な同棲生活を送るためには、話し合いをすることが大切だと言われることが多いですね。確かに、話し合いをすることでお互いが抱える不満や課題を一緒に解決したり、二人の将来について考えを共有したりすることは、同棲生活を長く続ける上でとても大切なことだと思います。
でも、私は実際にこの1年間同棲をしてみて、ただ「話し合い」をするだけではうまくいかない場合があることに気がつきました。たとえば、彼に「最近感じている不満を伝えて直して欲しい」と思っても、いざ話し出すと感情が高ぶって余計なことを言ってしまい、相手を傷つけたり口論になったりしてしまいます。「二人の将来についてどう思っているか聞きたい」と思っても、話しているうちにあれこれ考えが脱線してしまい、本当に聞きたかったことまでたどり着けなくなります。
つまり「話し合い」は大切ですが、まずは自分の気持ちを相手にちゃんと伝えることができないと、本当に話し合いたかったことまでたどり着けないのです。
相手に気持ちをちゃんと伝えるコツ
では、相手に気持ちをちゃんと伝えて「話し合い」をするためには、どうすればよいでしょうか。ここからは、私がやってみてうまくいった方法とそのコツをご紹介します。
気持ちを文字にする
まずは、伝えたいと思ったことやそのことに対する今の気持ちを文字にします。紙に書きだしてもいいですし、スマホのメモ機能などを使ってもよいです。頭の中にたまっているモヤモヤを外に出すイメージで、とりあえず思ったことをそのまま文字にしてみましょう。実際に文字にしてみると、自分がどんなことを考えているかを客観視することができるため、感情的にならず冷静に話し合いを進める余裕が生まれてきます。
相手の立場になって流れを整理する
伝えたいことや気持ちを文字にしたら、その中で最も相手に伝えたいことを1つ選びます。なるべく1回の話し合いで伝えたいことは1つだけに絞った方が伝わりやすいですが、どうしても絞り込めない場合は2つか3つにして優先順位をつけましょう。
最も伝えたいことを選んだら、それを中心に話の流れを組み立てます。相手にもよりますが、私個人の経験では「伝えたいこと→経緯や理由(補足事項)→話し合いたいこと」という流れを意識すると、うまく気持ちが伝わることが多いです。例として以下に私が彼と「婚約指輪について」話し合ったときの気持ちの伝え方を書きます。
- 話を切り出す「あのさ、婚約指輪についてなんだけど、ちょっといいかな?」
- 1番伝えたいこと「私は、婚約指輪はいらないかなって思うんだ」
- 2番目に伝えたいこと「代わりに、もしもらえるなら婚約ネックレスが欲しいな」
- 経緯や理由「私、普段指輪つけ慣れてないから、失くしたり傷つけたりするのが怖いの。それに、つけるなら二人でお揃いの結婚指輪の方をたくさんつけたい。ネックレスなら、失くしにくいし私としては指輪よりつけるハードル下がるし、結婚指輪と一緒に身に付けることもできるからいいなって思うんだ。(その他、婚約ネックレスの相場など補足情報…)」
- 話し合いたいこと「私はこんな感じで思っているんだけど、○○(彼)はどう思ってた?」
実際、この流れで話し合いが始まり(彼も婚約指輪を買うべきか悩んでいたようです)無事(?)彼に婚約ネックレスを買ってもらえることになりました。
文字を見せながら話す
内容を整理し話の流れを組み立てられたら、あとは相手に伝えるだけです。伝えたいことが少なく、簡潔にまとめられる場合は、そのまま口頭でもよいですが、伝えたいことが複数あったり、経緯や理由の部分が長くなったりする場合は文字にして見せながら話すことをおすすめします。上述の「婚約指輪について」のときはスマホのメモ帳に整理した内容を打ち込んで、彼と一緒に読みながら伝えました。
学校の発表会や会社で行う説明会のように、資料や文字を見せながら話すことで相手は耳だけでなく目からも情報を得られるようになり、内容が頭に入ってきやすくなるのだと思います。話す側としても、書いたことを見ながら話すことで、伝えたかったことを落ち着いて漏れなく伝えきることができます。
また、ちょっとシリアスな話題や空気が重くなりそうなときは、あえて手書きの紙を用意することで雰囲気が和らぐ効果も期待できます。実際、以前私から彼に拒食症で食べられない悩みについて説明した時は、文字とイラストを手書きで入れた紙を見せながら話しましたが、何もないよりずっと話しやすくなり、感情に左右されずに落ち着いて内容を伝えることができた気がします。
ちゃんと伝えてから話し合うことが大切!
いかがでしょうか。
同棲生活を長く円満に続けるために、話し合いは必ず必要なことだと思います。ただ、自分の気持ちと「何を話し合いたいのか」をはっきりさせて相手にちゃんと伝えないと、口論や脱線が起こり本当に話し合いたいことに到達できなくなってしまいがちです。
まずは、あなた自身の頭の中を整理して、落ち着いて話し合いができる態勢をつくる。そして相手の立場になって、最も伝えたいことが伝わるよう準備する。ちょっと工夫することで、話し合いがずっとやりやすくなるはずです。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
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