克服中、こんなことありませんか?
みなさんなじらね。さんにんにちです。
拒食症克服中、以下のような葛藤が生まれてなかなか前に進めないこと、ありませんか?
食べなきゃと思うけど、やっぱり怖い
拒食症克服のために体重を増やさなきゃ、食べなきゃと思うけれど、いざ食べようとするとやっぱり怖い。思っていたよりも高カロリーなものやたくさん量を食べなければならない状況になるとパニックを起こしてしまう。食べるものを選ぶとき、どうしてもカロリーが気になって食べたいものを選べない。
食べた後で後悔してしまう
たくさん食べた後、幸せな気持ちよりも「食べ過ぎたかも…」という罪悪感の方が強い。食べたもののカロリーが気になって調べたり、計算したりしないと落ち着かない。また、計算した結果、思ったよりもカロリーが高いと動揺してしまい、その後の食事を控える、運動で消費しようとするなど調整しないと気が済まない。
私がポジティブ思考の参考にしているもの
克服したい気持ちはあるのになかなか前に進めないと感じた時、私はとにかくポジティブな方向へ考えてモヤモヤから抜け出すようにしています。以下に、私がポジティブ思考の参考にしているものを2つご紹介します。
カロリーゼロ理論
こちらはお笑い芸人のサンドウィッチマン伊達さんが提唱している理論です。
「ドーナツは0の形をしているからカロリーゼロ」
「アイスはカロリーごと凍らせているから、基本カロリーゼロ」
「カロリーは熱に弱く、揚げ物は高温の油で揚げて熱でカロリーをとばしているからカロリーゼロ」
「駅弁は時速200kmのスピードの新幹線に乗って食べると、そのスピードにカロリーがついてこれずカロリーゼロになる」
「なんじゃそりゃ」と思わずつっこんでしまいたくなる理論ばかりですよね。でも、私は大好きです(笑)。克服中に「食べ過ぎちゃったかな…」と罪悪感を抱きそうになった時は、この理論を思い出して「でも、今食べたものはゼロカロリーだし!」と無理やりにでも開き直ってみると、少し気持ちが明るくなります。伊達さんが提唱している食べ物以外でも、自分流にアレンジしてカロリーゼロの理由を考えてみるのも楽しかったりします。
悪いことを言うパンダ
こちらはイラストレーターのこさつねさんが描かれたキャラクターで、LINEスタンプを母が見つけて私に教えてくれました。
「ラーメンはヘルシーだから食べても太らないよ」
「食後のデザート食べないとストレスで太っちゃうよ?」
「ご飯大盛りにすると消化するのに体力使うから、これはもうダイエットだよね」
というように、パンダが(ダイエットをする人にとっては)悪いことを言いながら飯テロをしてくるイラストです。拒食症克服中の私の場合、決して痩せたいわけではないのですが、どうしても食べるのが怖いという時は、パンダの言葉を借りて「パンダもこう言っているんだから、怖がらなくて大丈夫!」と自分に言い聞かせるようにしています。かわいいパンダに言われると、なんだかほっこりして心が落ち着く気がします。
自分に都合よく生きたっていいじゃないか
拒食症を克服したいと思っていても「食べること」への恐怖や食後の罪悪感が抑えきれずにモヤモヤしてしまうことはあると思います。でもそれは、拒食症克服のためにあなたが乗り越え続けていかなければいけない壁です。どうせ乗り越えなければならないのなら、少しでも明るく前向きな気持ちでいた方が継続しやすいはずですよね。私は今回ご紹介した「カロリーゼロ理論」や「悪いことを言うパンダ」を、少しでもポジティブな気持ちで「食べ続ける」ために利用させていただいています。
葛藤やネガティブな思考から抜け出せず前に進めないと感じた時は、クスっと笑えて肩の力が抜けるような常識外れの理論や、かわいいキャラクターからの現実逃避したメッセージを味方に、都合よく生きていくのもありではないでしょうか?
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