みなさんなじらね。さんにんにちです。今回は拒食症と生理について書いてみます。
拒食症になってからの生理
拒食症を発症した高校1年の時、生理が止まった。今となっては、生理が止まると子どもを産めなくなるだけでなく、骨粗しょう症やがんになるリスクが高まるなど体に様々な影響が出ることを知っているが、当時の私は生理が止まることについてあまり危機感がなかった。むしろ「水泳の授業休まなくていいし、部活(バレーボール部)にも支障出ないしラッキー★」くらいに思っていた。
一方で、それを心配した母が婦人科のクリニックに私を連れていき、それからはホルモンの薬で生理を起こす治療を受けるようになった。(ちなみに私が受けている治療法は「カウフマン療法」と言います。)この治療法では、体重や体脂肪率が適正になりホルモン周期が整えば、薬を止めても自然に生理が起こるようになるらしい。ただ、私は薬を飲めば生理がくるものの、止めたとたんに来なくなってしまう、ということをかれこれ十数年繰り返している。拒食症克服を決意し体重が増えたとは言っても、自然に生理が起こるようになるまでにはまだまだ足りていないということなのかもしれない。
つらい生理を少しでも快適に
薬で起こしているとはいえ、生理が来ると普通につらい。ここからは私が生理前や生理中に心がけていることを書いてみる。
生理前は心の声をよく聞く
生理前はとにかくそわそわと落ち着かなかったり、イライラしたり、食欲が止まらなくなったりする。情緒不安定で同棲している彼に当たってしまい反省することもしばしば。仕事のミスも増える。
だから、生理前はいつも以上に自分の心の声を聞くようにしている。「なんだかいつもより落ち着かないな」とか「何もないのに悲しい気がするな」とか「いつもは気にならないことが気になるな」というように、小さなサインも見逃さないようにする。そこで「あ、これは生理前のサインだからどうしようもないや」と思えば、少し気持ちが楽になる。
イライラしてしまうのは仕方ないとして、それを人にぶつけて後悔しないように予防することもできる。例えば、人に会う時間を減らして一人の時間を作る、同棲中の彼には「もうすぐ生理で情緒不安定になります。」と言葉で伝えておく、など。(以前、私が生理前でイライラしている時に彼とケンカしてしまったことがあり、それからお互い生理前は気を遣うようになりました。)
生理中はからだの声をよく聞く
自然に生理が来ていたのは中学時代までなのであまり覚えていないが、どうやら私は生理痛が重めなようだ。生理中は鎮痛剤が手放せず、ひどいときは1日中横になっていなければならないほどお腹が重くなる。また、生理中は不快感もあるし気持ちが沈んでやる気も出なくなる。
だから、生理中はからだの声に耳を傾けるよう心がける。例えば、しんどいと思ったら日課の散歩やストレッチは休む、平日なら仕事は最低限のことだけやってなるべく早く切り上げる、休日なら1日家で横になってゆっくり過ごす、食べられるものを食べたい時間に食べたいだけ食べる、など。
そのほか、生理痛を和らげるためにからだを冷やさないようにしたり、カフェインはなるべく避けたり、締め付けの少ないゆったりとした服装で過ごしたり、できる範囲でからだに負担をかけない工夫をしている。
基礎体温をつける
基礎体温はクリニックの先生に言われて高校時代からつけている。ときどき見返すことで、ホルモン周期が乱れていないか確認することができる。
普段はテルモの基礎体温計で計測し、LunaLuna(ルナルナ)のアプリに記録している。どちらも使いやすくておすすめなのでリンクを貼っておきます。(特にLunaLuna(ルナルナ)はデザインが可愛くてうさぎが好きな方にはぜひ見てみてほしい!笑)
毎月乗り越えてる自分、えらい!
自分で薬を飲んで起こしているとはいえ、毎月毎月生理のつらさを乗り越えていてえらいと思う。一度止まってしまった生理をなんとか起こそうとしているのだから、それは心も不安定になるだろうし、からだへの負担もかなりあるはず。生理を起こしている時点で十分頑張っているのだから、これ以上は無理しない。そんな考えで、生理前や生理中は自分をいたわるようにしている。
薬を飲まなくても自然な生理が来るよう、これからも体重を増やすことは優先しつつ、心とからだの声にもしっかり耳を傾けながら生理と付き合っていきたい。
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