みなさんなじらね。さんにんにちです。
今回は、私が自分のために心がけたいと思っていることを書いてみます。ひとりごととして、気楽に読んでいただければ幸いです。
ポジティブな言葉を使う
つい最近、セルフケアの講習を受けた際に聞いたお話。人間の脳は、他人に向けて自分の口から発した言葉も、他人から言われた言葉と同じように受け取るのだそうだ。他人を傷つけるようなひどいことを言えば自分が同じことを言われたように勘違いするし、悪口を言えばそれも自分に向けられた言葉として脳に刻み込まれる。反対にポジティブな言葉を使えば、脳はポジティブなことがあったと錯覚するという。
これまで「周囲を不快にさせないため」「相手を怒らせないため」言葉遣いには気を付けてきたつもりだったが、その話を聞いて「言葉遣いに気を付けるのは自分のためでもあるのか!」と感銘を受けた。
マナーとして言葉遣いが悪くならないよう気を付けることは大切だが、これからは自分自身の脳のためにも良い言葉遣いや優しい声がけ、ポジティブな発言をできるよう意識していきたい。
人を褒める・いいところを見つける
上述の通り、私たちの脳は自らが発した言葉を自分に言われた言葉のように受け取るという。それはもちろん他人を褒めた時や感謝の言葉を述べた時も同じで、脳は自分が褒められたり感謝されたりしたと感じるそうだ。だから、自己肯定感が低くて「自分を褒めてあげられない」という人は、とりあえず他人のことをたくさん褒めるようにするといいらしい。言葉で褒めるのに慣れていないという人は、普段から人のいいところを見つけたり、「すみません」の代わりに「ありがとう」を使うよう心がけたりすることから始めてみるのもよいという。
私は自分に自信が持てず、厳しくすることはあっても自分を褒めたり甘やかしたりすることがなかなかできないと感じる。でも、他人の良いところを見つけて褒めたり、感謝の気持ちを言葉で表したりすることならできそうな気がするので、自分のためにも心がけていきたい。
嫌なこと・人から離れる
歳を重ねるにつれて分かるようになるのが、自分にはどうしても嫌なことや苦手な分野があり、どうやっても合わない人がいるということ。そしてそれらを無理に好きになろうとすればするほど、ストレスがたまるし自己嫌悪に陥るし、結局好きにはなれない(逆にもっと嫌いになってしまったりする)ということ。だから、最近は開き直って「あ、私多分これ(この人)無理だ」と思ったときにはそっと離れるようにしている。
どうしても嫌なこと、苦手なこと、合わない人に時間や労力をつかわなくていい。その分、自分が好きなことや得意なこと、一緒にいたいと思う人のために、自分の大切な心とからだ、時間、お金を使いたいと思う。
すべては自分のため
言葉遣いに気を付けたり他人を褒めたりすることは、一見「周りのため」「相手のため」のように思えて実は自分にも良い影響をもたらしてくれたりもする。どうしても嫌なことや合わない人から離れることは「現実から逃げている」「成長につながらない」のではなく、いかに効率よく自分にとっての幸せに近づけるか、好きなことに集中し、得意分野を伸ばし、心身ともに健康を維持できるかにつながる。
周りに気を遣いすぎて疲れた時は、ちょっと立ち止まって「自分のために生きているか?」見直すように心がけていきたい。
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