みなさんなじらね。さんにんにちです。
今回は、拒食症克服中の情報の受け取り方について書いてみます。みなさんが毎日目にする情報との付き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。
世の中にあふれる情報
世の中には様々な健康に関する情報があふれていますよね。中でもダイエット関連の情報は取り扱われることが多いと思います。テレビ番組や雑誌のダイエット特集、インターネット上のダイエットサプリやグッズの広告、YouTubeやブログ、InstagramなどSNS上で紹介される痩せる方法の数々…。
私たちは日常のあらゆる場面でそういったダイエット関連の情報に触れるうちに「痩せること」=「健康になること、きれいになること、良いこと」という印象を刷り込まれている気がします。
でも、ちょっと立ち止まって
もちろん、標準体重を大幅に超えていたり、体脂肪率が高すぎたりする人にとっては、そういったダイエット関連の情報が健康促進に役立つこともあるでしょう。また、痩せていることが良いこととされる社会においては、ダイエットをすることが自分に自信を持つ手段になる人もいるかもしれません。
でも、ちょっと考えてみてください。
その情報は、今のあなたにとって本当に必要なものでしょうか?
あなたは、健康に悪影響を及ぼすほど標準体重を上回っていますか?(例えば、お医者さんに食事制限するよう言われるほど?)あるいは、痩せることが自分に自信を持つためのたった1つの手段だと思いますか?
この記事を読んでくださっている人の多くは「はい、そうです!」と即答はされないはずだと思います。
自分にとって必要な情報を取り入れるために
じゃあ、どうすればいいのでしょうか?今や日常生活にあふれるダイエット関連の情報を完全にシャットアウトすることは、おそらく不可能ですよね。ただでさえ、拒食症に悩む方の多くは意識しなくてもそういった情報を敏感に察知してしまいがちです。
大切なのは、そういった情報を目にした時、その情報を鵜呑みにするのではなく、その情報が今の自分にとって本当に必要かどうかを最優先で考えることです。医学的にその情報が正しいか間違っているかは関係ありません。有名人がおすすめしているかどうかも、自分以外の周りの人がみんなやっているかどうかも、流行っているかどうかも関係ありません。
口で言うのは簡単です。「頭ではわかっているけど、それが難しいんだよ!」というお声も聞こえてきそうです。でも、努力して習慣づけていけば、世の中のあらゆる情報にいちいち踊らされることなく、あなたにとって本当に必要な情報だけを取り入れることができるようになるはずです。
ダイエット関連に関わらず、どんな情報も受け取り方は人それぞれです。周りに流されることなく、あなた自身の目で、他の誰でもない、あなたのためになると思える情報を取り入れていってください。
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