みなさんなじらね。さんにんにちです。
今回は、拒食症から克服するために「してはいけないこと」を4つご紹介します。
原因を過去から探すこと
まずやってはいけないのが、拒食症になった原因を過去から探すことです。拒食症について本やネットで調べるとよく出てくるのが、ダイエット(痩せ願望)、家庭環境、過去のトラウマ、ストレス等が原因で発症するという説明です。確かにそれらはあなたの拒食症の発症に影響を与えたかもしれません。ただ、拒食症の克服においては、過去から原因を探してもあまり意味がないです。それどころか、拒食症になったことを家族や環境のせいにして、克服したい気持ちを妨げてしまう恐れもあります。大切なのは「過去」ではなく「今」の自分と向き合い、これからどうするかを考えていくことです。
自分を責めること
拒食症になった自分を責めることも、克服中にしてはいけません。自分を責めたところで状況が改善されることはないからです。完璧主義で自分に厳しい人は拒食症になりやすい傾向があると言います。自分に厳しくすることは、決して誰もができることではない、素晴らしい強みです。ただ、拒食症の克服においては、できない自分を責めるよりも、心の声にしっかり耳を傾けてあげましょう。自分の弱さを認め、受け入れることこそ、拒食症克服を継続するために大切なのです。
他人と比べること
拒食症を克服するときにありがちなのが「どれくらい食べたらよいのか」がわからず他人と比べてしまうことです。正直なところ、いくら体重を増やそうと思っていても、他人と比べてしまっているうちは克服は難しいです。私も以前は「他人と同じ量食べていれば体重が増えるはず」と思っていました。でも食べる量を他の人に合わせても、なかなか体重は増えないばかりか、他人より自分の方が少しでも多いと感じるとそれがストレスとなり、食べることがつらくなってしまいました。拒食症を克服するためには、自分が食べたい量を知り、食べられるようになることが大切です。他人が食べている量はその人にとって必要な量であって、あなたにとって必要な量ではありません。そのことを忘れないようにしましょう。
克服をあきらめること
当たり前のように思えるかもしれませんが、あなた自身があきらめていたら拒食症を克服することは難しいです。どんなに時間が経とうが、専門機関で薬物治療を受けようが、カウンセリングを受けようが、克服のために一番重要なのは結局のところあなた自身の強い意志だからです。逆に言えば、あきらめずに強い意志を持って努力し続けていれば拒食症は必ず克服できます。私も一度は「自分は体重が増えない体質なのだ」と思い込み、克服をあきらめようとしていた時期がありました。でも、克服を決意して体重を増やしている今は、これまでの人生で一番自分に自信を持ち、生き生きと過ごしていると感じます。ぜひ、絶対に克服できると信じて、あきらめずに拒食症と向き合っていきましょう。
まとめ
いかがでしょうか。拒食症で悩んでいるあなたは頑張り屋さんで、今までも「あれはだめ、これもだめ」と自分に言い聞かせてきたのでしょう。でもそのルールは、あなたの本当の心の声を無視してまで守るべきものではないはずです。これからは、拒食症を克服するための「してはいけないこと」にルールを切り替えて、自分の本当の心の声をしっかりと聞いてあげてください。みなさんが拒食症克服に少しでも近づくヒントになることを願っています。
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